2014年11月29日

モモ

ミヒャエル・エンデ作 大島かおり訳 岩波書店発行
とても有名な本なので読んだ方もたくさんいらっしゃると思いますがあえてお勧めします。
私ももう何年も前に読んでいて、心の片隅に時間泥棒が残っていましたが、今回あらためて読んだら私の勘違いで、時間泥棒ではなく時間貯蓄銀行の職員たちだったんですね。
人の時間を勝手に盗んだのではなく(勝手に盗まれたんだと思い違いしていました)、契約によって人が自らすすんで自分の時間を貯蓄に廻していたんですね… 何のために? 将来の生活をゆっくり送るために…
そのために今の生活があわただしくなり、子供たちは親の愛をお金や物に変化されたもので受け取り、しょうがないと諦め自らの頭で考えることを大人も子供も放棄し……
ね、何か現在と似ていませんか? 
テレビやメディアから流される情報だけを信じ、信頼し、自分の頭で考えることを放棄し、ほかの人たちとの共通点に安堵し… って。怖いですね〜 一体誰の人生を送っているのでしょうね〜
選挙も近いしここらで人の意見だけではなく自分の心と頭で考える習慣を取り戻すチャンスかも…
読んだ方もまだ読んでいない方も、もう一度読まれることをお勧めします。児童書なのでファンタジーといえなくもないですが深いですよ〜 
私も何度も読み続けるつもりです。
お勧めの一冊でした。
posted by おばー at 09:51| 茨城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | お勧めの本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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